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水産品・加工品特集

浜田市の紹介

浜田に欠かせない水産業

島根県の「出雲大社」の西に位置する「石見銀山」。その石見銀山から本州西端の山口県の県境に向かう途中に、この「浜田市」はあります。 古くから「水産都市はまだ」として栄え、全国で13漁港のみが指定を受ける「特定第3種漁港」の「浜田漁港」をはじめ、第2種の唐鐘・須津漁港、第1種の津摩・折居・今浦・福浦・古湊漁港と、まさに水産業のまちです。

漁港の側を通ると、「おぅ、イカがようけ揚がったでなぁ!」と大きな声の漁師さんにびっくり。恐る恐る振り向くと、日焼けした真っ黒な顔に満面の笑顔、白い歯がにっかり。「なぁに、浜田のもんは声はデカいが人はいいから心配せんでえぇ」と腰を曲げたおばあちゃん。これまた笑顔!こんな気のいい漁師さんたちが獲る魚介類だから浜田の魚は旨いのでしょう。

漁師
魚

鮮度バツグンな魚を水揚げ。
浜田の海は春夏秋冬、
様々な海の幸を届けてくれる。

浜田の魚と言えば「ノドグロ」

「口を空けている方が新鮮なんよ」と市場のお母さんからのご教授。見渡すとどれも口をパックリ。見るとのどの奥が黒い…まさにその名の通り「ノドグロ!」。昔は地元浜田の食卓に普通に並んでいましたが、今やブランド高級魚として全国に名が知れ渡り、築地市場や高級割烹でも人気の魚です。その身は全身「トロ」と称されていますが、浜田のノドグロは脂質含有量がマグロのトロに匹敵!なぜこんなに、他の漁場で獲れたノドグロと違うのか。それは主に底引き網で獲るノドグロは、浜田沖の大陸棚に棲む脂質に富んだ甲殻類・プランクトンを栄養にして成長しているから。特にシーズンの8月下旬から獲れるものは、一度食べると忘れられない味!

ノドグロ

丸々としたノドグロ。
普通、魚は大きいと大味と言われるが
ノドグロは大きいほど旨い!。

全国生産量日本一の塩干カレイ

全国一の生産量である「塩干カレイ」。どこまでも続く青い海と、寒暖の差が激しい日本海の潮風と太陽の恵みで凝縮された旨みは、浜田の誇る一夜干しです。ミズガレイ、エテガレイ、ササガレイと種類も充実。特にササガレイの子持ちは珍重され、クセのない上品な白身とプチプチの子(卵)は、食べると思わず顔がほころんでしまう旨さです。もちろんこの旨さの秘訣は、加工する職人さんたちの丁寧で素早い包丁捌き、そして秘伝の塩梅の塩水、さらにどう調理すると旨いかを知り尽くしているから。小さいものは唐揚げにすると頭からガブリと丸かじりでき、中型のものはご家庭の魚焼きグリルで簡単に炙って召し上がれます。

一夜干し

口を下にして干すことで、余分な水分と
一緒に不純物もきれいに抜ける。
これも先人たちの知恵。

受け継がれた漁法も多種多様

ノドグロやカレイなどの沖合底曵網漁業の他にも、まき網漁業、イカ釣り漁業、釣延縄漁業、定置網漁業、沿岸近くの浅瀬で、船上から箱眼鏡と長い鉾や鈎で獲るかなぎ漁や素潜り漁などの採貝藻漁業など。先人の知恵と工夫が、今尚この浜田の漁業を支えています。

仕掛け

丁寧に手入れされた延縄漁の仕掛け。
この準備だけは、毎日欠かせない。

「夕日と漁り火」は浜田の代名詞

東西に長い島根県。その中で特に夕日の名所が多い石見の海岸線は、豊かな海の幸と幻想的な時を運んでくれます。夕日の沈むその一瞬は、恋人同士でさえも会話を忘れ、それは言葉もなくなるほどの美しさ。そして、また夕日が沈むころからひとつふたつ、沖合いに揺らめく漁り火が、それもまた時の経つのを忘れさせてしまう。

市場
延縄で獲ったメダイをサイズごとに仕分け。それにしてもどれも型がいい。

夕日
畳ヶ浦に沈む夕日。浜田は夕日大国でもある。

さて、こんな自然の恵み豊かな浜田の水産・加工品たち。普通に食べても美味しい食材を、それぞれの道の匠が厳選・加工した逸品はどんな味なのでしょう。選ばれる皆さんにも喜んでもらえ、それを口にした全国の人々が笑顔になっていただけることを願い、今日も漁師さんたちは海からの恵みを運び、それを加工する職人さんたちは丁寧な仕事を続けています。「日本海・山陰」と聞けば、冬の荒波、山陽側とは違った暗さのイメージを持たれますが、そんな考えは、この浜田に触れると変わることでしょう。

漁港
かおり風景100選にも選ばれた石見畳ヶ浦磯のかおり。春風とともにやってくる磯の匂いの正体は、このワカメ干し。ここでも太陽と潮風の出番。きっと浜田は自然の神様に愛されているのだろう。

漁り火
石見海浜公園から望む漁り火。
それぞれの漁師の思いと、待っている人々の為に、今日はどんな魚たちに会わせてくれるのだろう。

 

市場

活気盛んな浜田港の競り準備。 早くも仲買人たちの
厳しい目利きが始まる。コラーゲンたっぷりの
アンコウの水揚げは下関に次いで全国2位!